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イタリア旅行 ローマ編

今月のファイル利用料が80%を超えてしまっているため、写真は控えめで更新したいと思います。楽しみにしてくださっていた方はごめんなさい。
というのも、ローマでの1日は、ローマの休日ごっこをすることに全力を傾けていたため、オードリーヘップバーンを気取った顔をしたわたしが写った写真ばかりだったのです。

今回はローマ編

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ローマの休日、天使と悪魔など、様々な映画の舞台になっているローマ。舞台のロケ地巡りをするのもよし。ブランドの並ぶ通りで買い物をするのもよし。観光地と現代的な街並みの両方が堪能できる。
また、ローマの中には最小の国家「バチカン市国」があり、ローマにくると、2か国旅行することができるのです。
ローマは細い路地が多く、フィレンツェベネチアと比べると、圧倒的に街の中で危機感を感じることが多かったです。夜は大通以外は非常に注意が必要です。

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14時過ぎにローマ到着。駅前には信号機が少なく、駅前の円形の広場を横断する際には渡り慣れていそうな外国人観光客の後を小走りで付いて渡りました。

[Repubblica Hotel]
駅から徒歩7分ほどの立地。ホテルは大通りに面していて、非常に分かりやすく、人通りも多いため、安心できました。レトロなエレベーターが1台あるのですが、個人的に面白かったことのひとつ。wifiはきちんと部屋でも通じましたし、部屋も小奇麗でした。


ローマ1日目

ホテルを15時ごろ出発。ローマ市内の主な観光は翌日にまわして、この日はローマの街並みを楽しみながら、バチカン市国を目指すことに。
ローマは細い路地が多く、すぐに迷子に。細かく書かれた地図は必須だと改めて思いました。(ベネチアフィレンツェとほぼ地図は見ずに歩いていました)

 

完全に迷子になっている時に現れたのがこれ

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ヴィットリオ エマヌエーレ2世記念堂
細い路地をくねくね歩いてやっとここにきて、目立つ建物に出会えて安堵しました。建物の上まである彫刻が圧巻でした。大きい建物で、遠目から写真に収めるのが正解かなと思いました。近くによって、繊細な彫刻を眺めるのもおすすめです!


通りの名前はぱっと見えるところに標識が出ていることが少ないので、海外での現在地確認は目立つ建造物前が常識なんですね。地図でやっと現在地を確認。目指す方向を確認して、バチカン市国を目指します。

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あれ?
よくわからない病院にたどり着き、坂道を降りる。地図を見ながらてくてく歩くと、サンタンジェロ城についてしまう。どこかでバチカン市国に入る通りがあるはずなのに、なぜかたどり着かない。拒否されている感じを覚えながらも、何とか歩いていると、細い道から思いがけず、サンピエトロ寺院前に出ることが出来ました。

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着いたときにはもう、入館できる時間を過ぎていました。それでも人はいっぱい!とりあえずはがきを購入して、友人に御手紙を書きました。バチカン市国から届く手紙って、珍しいですよね。喜んでくれるといいなぁ。

 

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ある場所に立つと、柱がすべて重なって見えるというもの。ゆっくり近づくと、徐々に重なっていきます。重なる過程を楽しむのがおすすめです。
上の彫刻が一体ずつ違うということで、のんびり眺めていたらすっかり日が暮れてしましました。

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日が暮れてからのサンピエトロ寺院は本当に幻想的!非常にスピリチュアルな空気を感じました。中に入ってお庭を観たい方は夕方くらいに来て、日が沈むのを楽しむのがおすすめです。

バチカン市国を後にして、夜の観光地巡りへ。
ローマはベネチアフィレンツェと違い、遅くまで観光地に人がいるため、夜の観光地巡りがおすすめです。

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夜のスペイン広場は大賑わい。
違和感を感じたのですが、その正体は階段を上った先にあるはずの教会が工事中。まさか、教会があるべき場所に車の広告が貼ってあったため、入れずに写真を撮ったのですが、後からあそこに教会があることを思い出しました。今行かれる方は注意が必要です。
階段を上ってみることをお勧めしますが、階段を上った先に見えるのは、プラダやグッチなどのブランドのお店。決して眺めがいいわけではないのでご注意を。

ここでは、断れない日本人がモノを売りつけられていたり、別の日に行った友人がスリに合ったりしていましたので、とくに気を付けることをおすすめします。

 

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工事中のトレビの泉
泉内には足場が組まれており、彫刻を間近に見ることが出来ます。ある意味、なかなか体験できないことです。写真をゆっくりとろうにも、足場内にいる警備員さんに「ハリアップ」と睨まれてしまうため、写真を撮るというよりも、彫刻を目に焼き付けることをおすすめします。

 

野菜が食べたくなったため、この日は近所のスーパーでサラダと生ハムなんかを買いこみ、軽めの夜ご飯でした。

 

ローマ2日目

この日はあいにくの曇天。天気予報では、夕方からは大雨が降ると聞いていたため、行きたい観光スポットを効率よくまわることに。

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一番最初にコロッセオ
遠目で見ても、近くに寄っても、迫力満点!やはり、観光客が多い場所でした。切符を買う前、コロッセオの内部に入る時に鞄の中身チェックと身体確認をされますので、鞄をすぐ見せられるようにすると時間短縮になります。切符を買うのに15分ほど並びましたが、帰る前には、倍以上列が伸びていましたので切符を買うときにはご注意を。
コロッセオとフォロロマーノはチケットがセットになっています。人気のコロッセオでなく、フォロロマーノで購入すると、チケットを買う時間は短縮できます。
当時の技術でこんなに大きな建造物を作るってすごいなと感動。

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セットになっているからとフォロロマーノに入りました。フォロロマーノの前知識がなく、入ってから遺跡であることを知りました。広大な土地に点在している遺跡を、時間をかけてゆっくりまわりました。上り下りが多く、結構体力を使います。のんびり休憩しながらまわるのをお勧めします。

そんなことをしていたら、もう13:00!
まだコロッセオとフォロロマーノしかまわっていない。急いで次の目的へ。コロッセオから徒歩15分ほどで、こぢんまりした教会が見えてきます。人気のスポットだけあって、人が並んでいる列が見えてきました。列に並ぼうと教会の横を通ると、真実の口が丸見え!

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想像していたよりも小さい、真実の口。
入場料は特になく、写真を撮る直前に募金の箱が置いてあります。お金を入れていない人もいましたが、ほとんどの人がコインを入れていました。流れ作業のように写真を撮っていくので、列が長そうに見えても待ち時間は5分ほどで済みました。

真実の口の前には写真を撮ってくれる係りの方が待機しており、写真を縦横2枚ずつぐらい撮っているようでした。でも、わたしと同行者はひとりずつの写真が欲しかったため、係りの人が出てきたときに「ノー」と断りを入れ、お互いに写真を取り合いました。ゆっくりとっている時間がない為、連写機能を使って、数撃ちゃ当たる作戦をお勧めします。
写真を撮った後は、教会の中を見てまわり、教会に隣接しているお土産屋さんに出てきます。まるで、ディズニーランドのアトラクションのようでした。

小雨が降りだし、この後天気が崩れる事間違いなしであったため、お昼ご飯はマクドナルドで済ませ、次の目的地へとさくっと移動。道中でお土産を購入しつつ、街巡りは明日の朝へまわすことに。

昨日も行ったけれど、きちんと写真を撮りたかったためトレビの泉へ。

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工事中のトレビの泉には、簡易トレビの泉があります(写真は夜のもの)
ここに向かって、コインを投げます。何故か爆笑しながら投げるわたし。この簡易トレビの泉、意外に遠くて、連写で写真を撮っている同行者に「届いてないけど…」と言われ爆笑してました。ご利益があるのかは少し疑問が残りますが、叶うといいな!

この後、雨が本降りに。しかし、意地でもスペイン広場の前でジェラートを食べたかったため、雨に降られながらもスペイン広場。広場前のジェラート屋は高かったため、近くでチョコジェラートを購入して、スペイン広場の前でジェラートを食べました。
スペイン広場の階段は飲食禁止なのでご注意を!

土砂降りになったため、観光は中止して、ホテルでイタリアでの最後の晩餐の場所を探す。ホテルから近くて、評価が高いお店を発見し繰り出しました。


[La Carbonara]
1906年創業の老舗レストラン。お店の名前の通り、カルボナーラが人気のよう。19:00からディナーということで、19:15ほどに到着したのですが、お店の前には人だかり。どうやら、3名以上のお客さんは夜9時以降でないと入店できないそう。こちらは2名であったため、店の奥へと通されました。日本人が多い印象

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イタリアといえばこれ、ローマ風アーティチョーク
頼んだものの食べ方がわからず、上の堅そうな部分をはがして、中の柔らかな実を頂いていましたが、店員さんに「この茎がおいしいんだよ」と言われ、完食。
触感は、タケノコを茹ですぎたような、アスパラガスを茹ですぎたような…歯ごたえとほくほく感がある感じでした。味は、表現しづらいですが、おいしかったです。

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パスタはローマ名物のブカティーニ・アッラ・アマトリチャーと、看板メニューのナカルボナーラをシェア。ブカティーニは、パッと見量が少なめなんですが、ボリューム満点!ベーコン入りのトマトソースと、上にかかったチーズがもったり絡み合って美味!
カルボナーラは日本のものとは違い、卵そのままの素朴なあじわいでした。生クリームを使用していないので甘すぎず、あっさりといただけました。こちらもボリューム満点

これに、お水とワインでしたが、二人合わせて30€でおさまる安さ!美味しいのに安くて大満足です。店員さんも陽気で面白くて、イタリアの豆知識や料理の薀蓄を(同行者に)話してくれました。イタリアに行った際にはぜひ足を運んでみてください!

 

ローマ3日目

イタリア最終日ということで、早朝にローマを散歩して帰ることに。

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馬車に遭遇したり、昨日はスルーした建造物を写真におさめたりと充実した時間を過ごせました。バルでエスプレッソを頼んで飲んだものの、苦すぎて一口でダウン。同行者に飲んでもらいました。その日、同行者は胃が荒れて散々だったそう。

 

11時過ぎに空港行きのバスへ乗り、1時間ほどで空港に到着

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お昼をのんびり食べていたため少し予定よりも遅れたなと思っていたら、出国ロビーで揉めている外国人のせいで遅刻しそうになり、搭乗時刻に間に合わないかもと涙目で向かったのにもかかわらず、20分ほど待たされました。最後まで、マイペースなイタリア人に、思わず笑ってしまいました。