わたしログ

ただただ日常を書き留める

身近な財産

最初で最後の、大きな行事「卒業論文発表会」をやりきりました。
多少、というかだいぶ聞き苦しい点があったと思われましが、無事発表を終わらせました。
本日の卒業発表をもって、大学は卒業となります。
次に大学に行くのは卒業式の日!

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今日は、ちょっと真面目にゼミ生のお話をしたいと思います。

わたしの所属するゼミは、全員で10名。教育学部であるため、ゼミ生の大半が教員試験に向けて努力していました。
一方わたしは、教育実習などの現場に出る経験を経て、やりがいは感じるものの、実習生にして強烈なモンスターペアレントと対面したことや、職員同士のいざこざなんかを目の当たりにしたことで、責任や負担の大きさに自信がなくなったのでした。
そんなわけで、わたしは企業に就職する道を選んだのです。


企業の就活が12月解禁、4月一日から内定。教員試験は、8~10月の試験が本番。
みんながゼミの研究を頑張っている3回生の冬の間、就活に勤しみ、ゼミに顔を出す時間も少なく、教授と個別指導を受ける形で卒業研究を進めていました。
わたしの就活も長引き、結局6月までその状態が続いていました。

 

就活を終えてゼミに参加すると、わたしがいない間にゼミ生の結束が固くなっていて、なかなか話題に入りづらく…内容も、もうすぐおこなわれる教員試験や教育現場が中心であるため、少しずつゼミ生と距離を置くようになっていきました。
わたしの卒論が大詰めの時期には、みんな教員採用試験も最終試験前であり、全くゼミ生に会わない日々をすごしたのです。

 

そんな1年だったから、周りのみんなほどゼミ生に仲間を持っていなかった。教授には本当に感謝しているけど、ゼミのメンバーとはそんなに深くかかわらなかったし、大学の最後の一年は全然思い出ないなって思ってた。

 

今日、もうゼミ生と顔を合わせることもないなって思っていたけれど、卒論発表を終えて話してみたら、「あのとき千穂ちゃんつらそうだったのに余裕がなくて声かけられなくてごめんね」「教授から千穂ちゃんの話を聞いて教職のモチベーションみんなで上げてたんだよ」って。みんなはきちんと私のこと見ていてくれて、気にかけてくれていたのに、わたしだけなんだか壁を感じてみんなと関わることを避けていて。

 

こんなに身近にわたしのことをよく見てくれている友人がいたのに、わたし今までどうして自分から話しかけたりしなかったのだろう。
卒業が近づいて初めて、身近な財産に気付いたという話でした。

自分語りが長くなりましたが、3行でまとめると

合わないかもと思う友人も
自分から行動起こしたら、見え方が変わるかも
後悔しないうちに行動を!

という、吐きだしメモでした。